下調べして温泉旅行へ
温泉目当てで旅行に出かける際には、下調べをしっかりしていくべきです。なぜなら、一口に温泉と言っても、いろいろな泉質があり、自分に合う、合わないというのがあるからです。例えば硫黄のにおいが苦手な人は、硫黄泉は避けたほうがいいです。においを嗅いだだけで、吐き気を催すなど気分が悪くなることもあります。ナトリウム単純泉も、肌荒れがひどくなるなど、肌に影響が出る人もいます。アルカリ泉は、美肌の湯として有名ですが、とにかく滑りやすいという欠点を持ちます。床を歩くときはしっかり気を付けていなければなりません。とはいえ、どんな泉質が自分に合うか、わからない場合もあります。その時はいろいろ試してみるのがいいでしょう。下調べして、旅行を楽しく過ごしましょう。
温泉旅の魅力について
日本は火山国で全国各地に天然温泉が湧き出ています。様々な泉質があり、それぞれに薬効があります。古くから名湯といわれる場所も少なくありません。日本人は入浴好きで、ことに天然に湧き出した湯に浸かってゆっくり手足を伸ばすのは、庶民のささやかな楽しみです。湯の持つリラクゼーション効果は血行をスムーズにして新陳代謝を良くし、疲労回復にも役立ちます。近年は宿泊を伴わない日帰り旅行用の施設が各地にオープンして、手軽に名湯の気分が楽しめるようになっていますが、温泉地へ旅に出かける楽しみはお風呂ばかりではありません。清潔で趣向を凝らした入浴設備や部屋があったり、料理自慢の宿は人気を集め、リピーターが続出します。旅行先での滞在や宿で提供される食事も大きな魅力なのです。